「―――おや、あの枝。杖に良さそうだねぇ」
そう言ってキミは木に引っ掛かっていたボクを助けてくれたね。
そのときにボクは思ったんだ。
ボクの呪いはキミにしか解けない。
同じ境遇だから?
キミの外見に反して、とても元気で明るい少女の姿が見えたのは。
「おや、頭がカブで出来てるのかい?私はカブが嫌いでねぇ」
そういうキミに好かれようと、ボクはキミのスカーフを取りに行く。
寝る場所が欲しいのなら、あの動く城を探してあげてみたり。
だから、早くボクを好きになってね、ソフィ。
「私ゃ、カブは嫌いだけどお前さんはとっても良いカブだね」
「vv」
fin
――あとがき――
公開3日目でその日のうちに5分で仕上げ、そしてすぐUPする汐羅です。
だって、「ハウルの動く城」がすっごくよかったんだもーん!!
・・・カカシのカブがね!!(><)ノ
まじ、この一途さがいいよ!!最高!!
ハウルよりカブだよ、カブ!!
王子だし・・・・・・っていうのはネタバレ過ぎちゃいましたね。
まだ見てない方はとにかくおすすめするばかりです。
カカシのカブを好きになってくださいね☆
2004.11.22.
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